2025年G1朝日新聞社杯競輪祭が小倉競輪場で開催！出場選手や大会概要、小倉競輪場の攻略法まとめ

小倉競輪場攻略①：全天候型ドームバンクで風の影響ゼロ！

小倉競輪場は北九州メディアドームを利用した全天候型の屋内バンク。

そのため、競輪では珍しく風の影響がまったくありません！
横風や向かい風で展開が左右されないので、選手の実力がしっかり結果に反映されやすい環境です。

ただし、風がないぶん「追い風でスピードに乗る」という展開も起こらないため、純粋な脚力勝負になりやすい点は覚えておきましょう。

小倉競輪場攻略②：カントがきつい高速バンクで捲りが決まりやすい！

小倉競輪場といえば、何といってもカントがきつい高速バンクが最大の特徴です。
コーナーの角度は34°と400mバンクの中でも2番目にきつく、この急勾配によってバンク全体が高速化しています。

カントがきついとコーナーで加速できるため、捲りや差しが決まりやすくなります。
実際、決まり手の傾向を見ても「捲り」が全国平均より高いというデータが出ています。

その一方で「逃げ」も決まりやすいので、逃げラインを中心にしつつ捲り・差しも頭に入れた組み立てがカギです。

注目選手①：選考順位1位！古性優作！

古性優作は力強さと巧さを兼ね備えた万能型の選手で、自在な立ち回りには定評があります！
どんな展開にも対応できる柔軟さが武器で、先行・まくり・差しと全てのパターンで勝負できるのが強み。

2024年は約3億8,312万円を稼いで年間獲得賞金額歴代1位となり、今年も連対率・勝率ともにトップクラスをキープ。

終盤の鋭い差し脚や、冷静な判断力で逆転勝利をもぎ取るシーンも多く、勝負どころでの存在感は圧倒的です。

チームを引っ張るリーダーとしても頼れる存在で、戦術・脚力・勝負勘の三拍子が揃った完成度の高いトップレーサーです！

注目選手②：99期の郡司浩平は選考順位2位！

郡司浩平といえば、鋭いまくりと爆発的な末脚が最大の武器！
中団から一気に仕掛けるスピードとタイミングの良さは、まさに一撃必殺。

今年もビッグレースで上位に絡むことが多く、S級S班の中でも存在感は抜群です。
展開を読み切る勝負勘と、ゴール前での勝負強さが光るタイプで、追い込み勝負でもしっかり結果を残す安定感があります。

強烈なスピードで観客を沸かせるレーススタイルはまさに攻めの象徴。
後方からでも一発で勝ち切る姿に、思わずファンも息をのむ、魅せるレーサーです！

注目選手③：選考順位3位の脇本雄太は福井支部のS級S班！

圧倒的なスピードとパワーで別格の走りを見せる脇本雄太！
先行から堂々と押し切るレーススタイルで、序盤から主導権を奪い、最後まで粘り切る姿はまさに王者の風格。

今年もビッグタイトル戦線で大活躍し、逃げ切りでの勝利を量産しています。
とにかく踏み出しの加速力が異次元で、後続を一気に突き放す走りは観る者を圧倒。

自らレースを支配する強さは他の追随を許さず、ラインの信頼感も抜群です。

戦術うんぬんを超えた「力でねじ伏せる」スタイルで、多くのファンを魅了し続けています！

賞金や出場資格をチェック！優勝すれば5000万円

G1である朝日新聞社杯競輪祭は、他の開催とはひと味違う大会です。
まず押さえておきたいのが、出場するためのハードルが非常に高いということ！

出場資格は以下のような基準で選ばれます。

• S級S班在籍者
• サマーナイトフェスティバル決勝進出者
• 選考期間における4日制G3決勝1〜3位回数上位者
• 選考期間における平均競走得点上位者
• 枠に余りがある場合は推薦

選考期間は、平均競走得点が2025年3〜8月の6か月間、4日制G3成績が2024年9月〜2025年8月の12か月間となっています。

つまり、記念競輪で活躍した選手や競走得点の上位者が対象となり、どの選手を見ても超一流ばかりというわけです。

さらに注目なのが賞金額。

2024年大会では優勝賞金が4,790万円でしたが、2025年大会の優勝賞金はなんと5,000万円！
昨年から約200万円の増額となりました。

選手たちにとってもまさに「絶対に勝ち取りたいタイトル」。
賞金も栄誉もかかった一戦になるので、ハイレベルな戦いが期待できます！

勝ち上がり方式を理解してトーナメントを楽しもう！

競輪祭では、一次予選がポイント制、二次予選以降がトーナメント方式という独特の勝ち上がりシステムが採用されています。

ただ賭けるだけではなく、この流れを把握しておくことで、レースの見え方がグッと深まりますよ！

まず初日〜3日目は「一次予選」が各12レース、計24レース実施されます。
選手は3日間で一次予選を2回走り、着順ごとにポイントが付与されます。
一次予選1走目は1着10点、2着9点、3着8点…と続き、2走目は1着13点、2着11点、3着9点…とポイントが増加。

この2走の合計ポイント上位63名が一次予選を突破します。
4日目は、ポイント順に「ダイヤモンドレース(1〜9位)」「二次予選A(10〜36位)」「二次予選B(37〜63位)」に振り分けられます。

ダイヤモンドレース出走者は着順に関係なく準決勝進出、二次予選Aは4着以上、二次予選Bは2着以上で準決勝へ。

5日目は、いよいよ準決勝が勝負のカギ。
ここで3着以内に入った選手だけが決勝の舞台へ進むことができます。

一見ややこしそうな流れですが、勝ち上がり条件を知っておくと「誰が勝負どころなのか」が明確になり、観戦も予想も断然楽しくなります！

小倉競輪場は400mバンクの世界最大級ドーム型競輪場！

小倉競輪場は、周長400mの世界最大級ドーム型競輪場です。
1948年11月20日に日本で最初に認可された競輪場で、「競輪発祥の地」とも呼ばれています。

現在のバンクは1998年に建て替えられたもので、北九州メディアドームとして親しまれています。

バンクデータはこちら。

• 周長：400m
• みなし直線：56.9m
• センター幅員：9.3m
• バック幅員：9.3m
• カント：34°

みなし直線は平均的な長さですが、カントは400mバンクの中でも2番目にきついのが特徴です。

小倉競輪場の決まり手データで予想精度を上げよう！

小倉競輪場では、カントがきつい高速バンクという特性から、決まり手に特徴的な傾向が見られます。

全体的な1着決まり手は：

• 差し：約41.5%
• 捲り：約30%以上(全国平均より高い)
• 逃げ：約28%(全国平均より高い)

特にS級9車立てに絞ると：

• 差し：約49.4%
• 捲り：約39.3%
• 逃げ：約11.3%

このデータから分かるように、S級戦では捲りの割合が大幅に上がり、スピード戦での勝負が予想されます。

カントがきついことで番手選手が加速しやすく、捲りや差しが決まりやすい環境になっています。
また、2着の決まり手では「マーク」の割合が全国平均より高く、自力選手がマーク選手を引き連れて1・2着となるケースが多いことも特徴です。

ライン決着を重視しつつ、捲り選手の動きに注目するのが攻略のカギとなります。

予想が難しいと感じたら競輪予想サイトを活用しよう！

競輪予想は、選手の実力やライン、バンク特性など考えることが多く、予想が難しいと感じることもありますよね。
そんなときは、信頼できる競輪予想サイトを活用するのが便利です。

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