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競輪場のバンクとは?基本的な知識から予想に役立つ特徴を初心者向けに徹底解説

競輪場のバンクとは?基本的な知識から予想に役立つ特徴を初心者向けに徹底解説

競輪の予想を的中させるためには、レースが開催される競輪場、特に選手が疾走するバンクの特徴を深く理解することが不可欠です。
全国に点在する競輪場は、それぞれが独自のバンク特性を持っており、それがレース展開や選手の得意不得意に大きく影響します。
この記事では、競輪初心者の方でも分かりやすいように、バンクの基本的な知識から、予想に役立つバンクの見方まで、重要なポイントを丁寧に解説していきます。

選手が走るバンクの名称を覚えよう

防府競輪のバンク
防府競輪のバンク

バンクの線って、 いっぱいあるんだね!

そうじゃ。 それぞれに意味があるんじゃよ。

バンク内には様々な名称がもうけられています。
これらの名称は、レースの展開を理解したり、選手の動きを把握したりする上で非常に重要です。

バンクにおける線の名称
バンクにおける線の名称
  • ホームストレッチライン
  • バックストレッチライン
  • イエローライン
  • 内圏線
  • 外帯線
  • 25m線
  • 30m線

上記はどの競輪場でも競輪の予想やルールにおいて把握すべき名称といえます。

覚えるの大変そうだね〜!

最初は無理に覚えなくても競輪は楽しめるぞい!

  • バンク内の主要なライン名称を把握
  • 各名称がルールや予想に関わることを理解
  • 競輪場共通の基本知識として覚える

バンクの特徴で押さえるべき6つの要素

青森競輪場のバンク特徴
青森競輪場のバンク特徴

各競輪場ごとにコースの形は少しずつ異なっています。
その特徴として、以下の6つの要素があります。

  • 見なし直線距離
  • センター部路面傾斜
  • 直部路面傾斜
  • ホーム幅員
  • バック幅員
  • センター幅員

見なし直線距離ってなあに?

ゴールまでの見た目の直線距離じゃ。 レースに影響するぞ。

各競輪場において、直線の長さや横幅の広さが違っており、傾斜角度もさまざまです。
バンクに特徴をつけることで、決まり手傾向に違いがうまれます。
予想をするうえでバンクの特徴を把握することはとても重要なことです。

傾斜も競輪場によって違うんだね!

それがレース展開を左右するんじゃ。 面白いじゃろ?

  • バンク形態を構成する6要素を認識
  • 各要素が競輪場の個性を生むと理解
  • バンク特徴が決まり手傾向に影響

競輪場の1周あたりの長さ(周長)は主に3種類

平塚競輪場の
平塚競輪場の

競輪場って、 全部同じじゃないんだね!

全国に43カ所あってのう。 それぞれ個性があるんじゃ。

競輪場は現在全国に43カ所の競輪場があり、大きく分けると競輪場のバンクは3種類になります。
各場の周長の長さは3種類で1周あたり333m400m500mに分けられています。
※前橋競輪場のみ333mではなく335mです。

周長の長さは3種類ですが、各競輪場によってバンクに特徴があり43カ所全て違うコースになります。
その特徴によって選手が得意としているバンクや苦手なバンクが出てきたりもします。

  • 全国の競輪場は43カ所ある
  • バンクの周長は主に3種類 (333m, 400m, 500m)
  • 周長とバンク特徴で選手の得意不得意が生まれる

競輪場の直線の長さと傾斜(カント角度)を知る事が競輪予想のポイント!

取手競輪場のバンク
取手競輪場のバンク

ここまで色々と情報が出てきたけど、最初は何に注目すれば良いかな?

まずは直線の長さとカントの角度をチェックじゃ!

各バンクで異なる大きな特徴としては直線の長さ・傾斜(カント角度)があります。
周長によって直線の長さが変わりますが、競輪場によって36.1m~64.4mと最大で約30m近くも直線の長さが変わります。

えー!そんなに違うの!?

また、傾斜角度は24度~36度と10度以上の違いがあり、傾斜角度がキツイとその分体力を消耗しますが、傾斜を利用してスピードをのせることができるバンクといえます。

傾斜角度(カント)がある理由は、時速60km~70kmにも及ぶ競輪の速度でも、安全にコーナーを曲がるためです。
言ってしまえば、時速60km以上での自転車走行は傾斜がないと競輪場のコーナーを曲がることができないのです。

カントがないと、 遠心力で吹っ飛んでしまうからのう。

なるほどー! バンクって奥が深いんだね!

そして、直線の長さとカントの傾斜によって予想方法が異なるため注意が必要です。

まとめ:バンクごとの特徴を理解し、選手の得意不得意を見抜こう!

競輪ではバンクの違い・特徴があるため、練習機会で良く走る地元の選手が強かったり、決まり手で逃げが決まりやすい傾向にあったりとバンクによってさまざまな傾向があります。

例えば、333mバンクの小田原競輪は日本一短い直線のバンクかつカントも厳しいバンクです。
通称「すり鉢バンク」と呼ばれており、仕掛けどころを知り尽くした地元選手が有利な傾向にあります。

すり鉢バンク! なんだか大変そう!

その通りじゃ。 仕掛け所も難しいんじゃ。

逆に500mバンクなどは傾斜が緩い傾向にあり、スピードを出すのが難しいです。
傾斜を利用せずともスピードを出すことができる脚力タイプの選手が活躍できたりと、やはりバンクの特徴によって選手のバンクごとの成績や決まり手の傾向に違いが出ますね。

ぜひ、バンクの知識をあなたの予想に活かして、競輪をもっと楽しんでくださいね!

バンク特徴、もっと勉強するぞー!

うむ!その意気じゃ! 予想が楽しくなるぞい!

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