【別府競輪場の徹底攻略ガイド】バンク特徴から予想のコツまで解説！風と直線を制して的中へ！

バンクデータ｜直線が長くカントがキツめ！

別府競輪場は周長400mの標準的なバンクですが、以下のような特徴があります。

• 周長：400m
• 見なし直線距離：59.9m
• センター部路面傾斜：33°41′24″
• 直線部路面傾斜：2°51′45″
• ホーム幅員：10.0m
• バック幅員：9.0m
• センター幅員：8.0m
• 最高上がりタイム：10.5秒
• 記録選手：ボス

見なし直線距離が全国平均よりも長いという特徴がある別府競輪場。
差しが有利になりそうに見えますが、実際のデータでは戦法の偏りは見られません。

また、カントがややキツめであることや、レムニスケート曲線の採用により外側に膨らみやすいことも予想に影響します。
これらの要素がレース展開に変化をもたらす要因となっています。

気候｜海風の影響に注意！

別府競輪場は別府湾に近く、一年を通して海風の影響を受けやすいバンクです。
特にバック側では向かい風が吹くことが多く、冬場は風が強くなる傾向があります。
これにより、逃げが厳しくなったり、捲りが決まりやすくなるといった展開が生まれやすくなります。

また、夏場はバック追い風、冬場は向かい風になることが多いため、風の向きによって有利な脚質が変動します。
当日の風向き・風速は予想を立てるうえで欠かせない要素となるでしょう。
降水量は全国平均より少ないものの、梅雨時期の雨には注意が必要です。

• 見なし直線距離は59.9mと長め
• カントがきつく、展開が早くなりやすい
• 海風の影響で風向き次第で脚質が有利不利に

季節と風向きをチェックしよう

別府競輪場では、別府湾に面した立地から季節によって風向きが大きく変化することが特徴。
冬はバック向かい風、夏はバック追い風になりやすく、それぞれ展開に影響を与えます。

向かい風では先行が不利になり、捲りや差しが決まりやすくなります。

風向きや風速は当日のレース前に気象情報サイトで確認しておきましょう。
強風時は波乱も起こりやすく、高配当が狙える展開になる可能性もあります。

選手やラインの強さを重視しよう

別府は決まり手が偏らないバンクです。
そのため、選手の実力やラインの結束力を重視する必要があります。

特に実力上位選手は展開に関係なく好走する傾向があり、信頼できるでしょう。
また、地元選手がラインを組む場合は、バンク特性を熟知しており有利に展開できることもあります。

決まり手傾向と車番データを活用しよう

1着は差し（41.4%）が最多ですが、逃げや捲りも高い比率で決まり、バランス型のバンクです。
2着はマーク（42.0%）が最多で、番手選手が残りやすいことを示しています。

S級戦では捲りや差しが決まりやすく、脚力型の選手に注目しましょう。
また、1番車は勝率・連対率が高く、6番・8番車は低めという傾向も。
こうしたデータをもとに買い目を絞ると精度が上がります。

• 季節・風向きによって有利な脚質が変わる
• 実力やラインの結束力が的中のカギ
• 追い込み系や1番車のデータも要チェック

【阿部将大】G3優勝歴を誇る若手S級1班

別府期待の若手選手が、117期の阿部将大選手です。
脚質は逃げで、2022年にG3土佐水木賞で優勝。

この活躍をきっかけに、2023年からS級1班に昇格し、競輪界のトップで好成績を残しています。
勝率42.3%と勢いに乗っており、将来のG1制覇も期待される存在です。

【大塚健一郎】地元が誇る元S級S班の追い込み屋

82期の大塚健一郎選手は、別府バンクを代表するベテラン。
1999年デビュー、2011年にはS級S班に選出された実績があります。
脚質は追込で、番手からのゴール勝負に定評あり。

現在もS級1班で安定した走りを見せ、地元ファンの支持も厚い選手です。

【長松空吾】デビュー3節で特別昇班の新星

123期の長松空吾選手は、別府の未来を担うルーキー。
デビューからわずか3節で9連勝し、A級2班へ特別昇班を果たしました。

脚質は逃げで、今後のS級昇格も視野に入る逸材です。
兄の長松大祐選手（121期）も現役競輪選手という、注目の兄弟レーサーです。

• 【阿部将大】G3優勝歴を持つ若手S級1班選手
• 【大塚健一郎】S班経験を持つベテラン追込型
• 【長松空吾】デビュー即昇班の期待のルーキー