【小倉競輪場の徹底攻略ガイド】バンク特徴から予想のコツまで解説！競輪発祥の地！

バンクデータ｜数値で見る小倉の走路！

小倉競輪場のバンクデータは以下の通りです。

• 周長：400m
• みなし直線距離：56.9m
• センター部路面傾斜：34°1′48″
• 直線部分路面傾斜：3°26′1″
• ホーム幅員：11.0m
• バック幅員：10.0m
• センター幅員：8.0m
• 最高上がりタイム：10.5秒
• 最高上がりタイム記録選手：エスクレド

小倉競輪場の周長は400mで、全国の標準的な長さです。
ただし、センターのカントが34°1′48″とややきつめで、コーナーでスピードを維持しやすい構造になっています。

その結果、小倉は高速バンクとしても知られ、捲りや追い込みが有利になる展開も多く見られます。

さらに、みなし直線距離は56.9mで、全国平均と比べてやや長めです。
これにより、最後の直線での逆転劇も十分に期待できます。

小倉では自力型のスピードタイプや、加速力のある追込み型選手が活躍しやすい環境が整っています。

気候｜屋内バンクのメリット・デメリットは？

小倉競輪場は、全国で3場しかないドーム型の競輪場のひとつです。
最大のメリットは、やはり風雨の影響を一切受けない点にあります。

屋外競輪場では、天候や風向きがレース展開を大きく左右しますが、小倉ではそれがありません。
そのため、選手の実力がそのまま結果に反映されやすく、順当な決着になりやすい傾向があります。

一方で、屋内ならではの注意点も存在します。
たとえば、夏場は外気の暑さとは異なる「蒸し暑さ」がこもりやすく、これが苦手な選手もいます。
また、空調によって湿度の高低が変わるため、体調管理に差が出ることもあるでしょう。

予想を立てる際は、選手の実力や調子に加え、過去の成績やコメントから気候適性もチェックしておくと安心です。

• 小倉競輪場はドーム型で天候の影響を受けない
• カントがきつく、直線もやや長いため高速バンクとなっている
• 自力・追込み選手が活躍しやすく、順当決着が多い

小倉競輪場の決まり手傾向｜「差し」「捲り」傾向が強い！

2019年11月〜2024年11月のデータを見ると、1着の決まり手は以下のようになっています。

この数値から、小倉競輪場では差し・捲りの割合が高めとなっています。
とはいえ、差しは全国平均と比べるとやや劣っていることには注意してください。

小倉競輪場がドーム型であること、風の影響がないこと、そしてコーナーのカントがきつめであることが、こうした傾向に影響しているのでしょう。

• 小倉では「逃げ」「捲り」が中心の決まり手傾向
• ドーム型とカントの影響で逃げも出やすいバンク

選手の実力やコンディションを重視

小倉競輪場は、全国でも珍しいドーム型の屋内競輪場です。
雨や風の影響をほとんど受けないため、選手の本来の実力が発揮されやすい環境が整っています。

特に、調子の良い選手にとっては、外的要因に左右されにくいため、コンディションを維持しやすいバンクとも言えます。
そのため、過去の成績や競走得点、直近のレースでの調子を重視して予想することがカギとなります。

データで見る有利な車番とレース展開

小倉競輪場のデータを分析すると、1番車の勝率・連対率が高い傾向があります。
特に連対率は50％を超えることもあり、2回に1回以上の確率で2着以内に入る計算です。
そのため、買い目に加える価値は十分にあるでしょう。

また、2着の決まり手がバランスよく出ることも特徴の一つです。
二分戦ではスジ決着が起こりやすく、細切れの四分戦ではスジ違いの可能性が高まります。
ライン構成に応じて柔軟に戦略を変えることが求められます。

逃げ・捲り・差しの傾向を把握する

小倉競輪場の1着決まり手は、差しが最も多く、捲りや逃げも全国平均よりやや高めの傾向です。
風の影響がないことで逃げが粘りやすく、コーナーのカントがきついためスピードに乗りやすいのが理由のひとつです。
特にS級戦では、バンク特性を活かした捲りや差しによるスピード勝負になりやすくなります。

ただし、決まり手の傾向は開催日によっても変化するため、当日のレース傾向や出走選手の脚質を必ずチェックしておきましょう。
逃げ・捲り・差し・マーク、それぞれを得意とする選手の動きを把握することが、展開の予測に繋がります。

これらのポイントを踏まえて予想を組み立てれば、小倉競輪場での的中率アップが狙えるはずです！

• ドーム型で実力が出やすいため選手の調子重視
• 1番車は連対率が高く、展開やライン構成も要チェック
• 差し・捲り・逃げの傾向を把握して展開を読むことが重要

【園田匠】G1優勝経験もあるベテラン巧者

小倉が誇るベテランレーサーの代表格が、園田匠選手（87期・S級1班）です。

脚質は追い込み型で、デビュー以来コツコツと勝利を積み重ねてきた努力の人です。
端正なルックスもあり、ファンからの人気も高い選手ですね。
経験豊富で重賞常連、特に地元・小倉での戦いには熱い期待が寄せられています。

【北津留翼】国際経験も豊富なスピードスター

続いては、北津留翼選手（90期・S級1班）です。
脚質は逃げ・捲り型で、爆発的なスピードを武器に戦う自力タイプの選手です。

国内では、インターハイや国体スプリントでの連覇を達成するなど輝かしい成績を残しています。
復帰後も完全優勝を果たすなど、そのスピードは健在。
小倉の高速バンクで、その実力を存分に発揮しています。

【岩谷拓磨】将来を期待される若手注目株

小倉競輪場の次世代を担う存在として注目されているのが、岩谷拓磨選手（115期・S級1班）です。

脚質は逃げ・捲り型で、若さを活かした積極的なレースが持ち味です。
地元・小倉での戦いでは、先輩選手たちに挑みながら着実に力をつけています。
G1での勝利も視野に入る今後が楽しみな選手です。

小倉競輪場には、ここで紹介した以外にも実力ある地元選手が多く在籍しています。
バンクに慣れた選手たちは、地元戦でこそその強さを発揮しやすいため、ぜひ注目してみてください！

• 【園田匠】G1覇者で追い込み巧者のベテラン
• 【北津留翼】五輪経験もあるスピード型の自力選手
• 【岩谷拓磨】若手有望株でS級1班まで昇級済み