向日町競輪場の徹底攻略ガイド！バンク特徴から予想のコツまで解説！みなし距離の短さとカントの緩さに特徴！

バンクデータ｜短い直線と緩いカント

向日町競輪場のバンクデータを見てみましょう。

• 周長：400m
• みなし直線距離：47.3m（全国平均より短い）
• センター部路面傾斜：30°29′7″（全国平均より緩い）
• 直線部分路面傾斜：3°26′1″
• ホーム幅員：10.3m
• バック幅員：9.3m
• センター幅員：7.6m
• 最高上がりタイム：10.4秒
• 最高上がりタイム記録選手：深谷知広

このデータからもわかるように、向日町競輪場は見なし直線距離が47.3mと全国平均よりかなり短いのが特徴です。
また、センター部のカントも緩やかです。
直線が短いことは通常、先行・捲り選手に有利に働くとされますが、向日町ではカントが緩いためか捲りが決まりにくいという特徴もあります。

気候｜風と走路の重さがポイント

競輪は雨だけでなく風の影響も大きく受けますが、向日町競輪場では最終バックで向かい風が吹く日が多いという選手の意見が多くあります。
この向かい風は、最終バックで先行している選手にとって体力を消耗させる辛い要素となり、捲り選手には有利に働く場合があります。
予想する際は、当日の風向きと風速をチェックすることが重要です。

また、選手からは「走路が重い」という声も聞かれます。
特に11月以降の気温が低い時期に走路が重くなる傾向があり、この場合はスタミナを消耗しやすいため、瞬間的なスピードタイプの選手よりもスタミナタイプの選手が有利になる可能性があります。

これらのバンクの特徴と気候を考慮することで、向日町競輪場でのレース予想の精度を高めることができるでしょう。

• 直線距離が短いが、捲りが決まりにくい
• 最終バックでの向かい風がレース展開に影響
• 走路が重くなる時期にはスタミナタイプの選手が有利

風や走路コンディションを見極める！

向日町競輪場の予想においては、バンクの物理的な特徴だけでなく、気候や走路の状態も重要な要素となります。
特に選手からコメントが多く聞かれるのが、最終バックで向かい風が吹くことが多いという点です。

強い向かい風は、先行する選手にとっては大きな負担となり、体力を消耗しやすくなります。
これにより、後方から捲りを仕掛けた選手が、通常よりも早いタイミングで（例えば3コーナーあたりで）前団を捉えやすくなる可能性があります。

また、向日町競輪場の走路は「重い」と感じる選手が多いという特徴もあります。
走路が重いと、選手は走行により多くのスタミナを消耗します。
このようなコンディションの日には、瞬間的な最高スピードよりも、長い距離を踏み切れる「スタミナタイプ」の選手が有利になる傾向があるでしょう

当日の天候や気温、そして選手のコメントなども参考に、バンクコンディションを見極めることが予想精度を高める鍵となります。

地元選手と車番の有利性を活かす！

最後に、予想の際に考慮したいのが「地元選手」の存在と「車番」のデータです。

どの競輪場でも言えることですが、普段から練習で走り慣れている地元バンクは、選手のパフォーマンスに良い影響を与える傾向があります。

出走表で選手の所属府県を確認し、京都府の選手に注目してみる価値はあるでしょう。
中には、地元バンクで普段見せないような大胆な攻めを見せる「ホームかまし」 が飛び出すこともあります。

また、向日町競輪場の車番別成績を見ると、1番車の勝率、連対率、3連対率が他の車番と比較して非常に高いことが分かります。
特に連対率（2着以内に入る確率）は50%を超えており、2回に1回は1番車が2着以内に入っている計算になります。

出目ランキングでも、上位には1番車が絡む組み合わせが多くランクインしています。

ミッドナイト開催においては、若い車番に期待値の高い選手が配置される傾向があるため、特に1番車は車券に必ず絡めるべきと言えるでしょう。
ミッドナイトは全体的に平均配当が低く、比較的荒れにくい傾向があるため、堅めの本命予想が有効な場合が多いです。

• 予想は決まり手データを重視
• 風や走路の状態も予想に影響
• 地元選手や車番を活用しよう

【村上博幸】特別競輪8勝を誇るレジェンド級追込み選手！

向日町競輪場で欠かせない存在の一人が、村上博幸選手です。
兄の村上義弘選手も競輪界のレジェンドとして知られていますが、村上博幸選手もその実力においては負けていません。

G1レースを含む特別競輪で8度も優勝し、その実力を証明しています。
村上選手の得意な脚質は「追込み」で、向日町競輪場では差しやマークのレース展開が多いため、村上選手のような追込み選手には注目が集まります。

【稲垣裕之】捲り・追い込みで活躍する京都のトップレーサー！

向日町競輪場がホームバンクのS級1班選手として、稲垣裕之選手も注目の存在です。
常に競輪界のトップカテゴリーで活躍しており、スピードとパワーを兼ね備えた自力型の選手として知られています。

稲垣選手は捲りや追い込みを得意としているため、捲りが効きやすい向日町競輪ではバンク特性を最大限に活かした走りが期待できます。
ラインの先頭で力強く仕掛けることもあれば、番手から鋭く追い込むこともできる、自在性も持ち合わせている選手です！

【小林諒】向日町競輪を沸かす若き実力派ガールズレーサー！

ガールズケイリンの舞台でじわじわと頭角を現しているのが、小林諒選手です。ホームバンクは京都・向日町競輪場。地元開催では特に高い集中力を見せ、ファンの声援を力に変えるタイプの選手です。

レーススタイルは差し主体の自在型で、位置取りの巧さと最後の伸び脚には定評があります。
成績の波はまだあるものの、近年では安定感が増し、準決勝・決勝進出の常連になりつつあります。初優勝が期待される中で、向日町での開催では特に「地元の意地」を感じさせる熱い走りを見せてくれます。

• 【村上博幸】兄弟でレジェンド選手の存在感を放つ
• 【稲垣裕之】スピードとパワーを兼ね備えた自力型の選手
• 【小林諒】着実に成長を積み重ねているガールズレーサー