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名古屋競輪場で勝つための予想マニュアル!バンクの特徴や予想の傾向を徹底分析!カントが急なスピードバンク

名古屋競輪場で勝つための予想マニュアル!バンクの特徴や予想の傾向を徹底分析!カントが急なスピードバンク

名古屋競輪場は、スピードバンクとして知られ、競輪ファンに愛される競技場です。
周長400mのバンクに加えて、長い見なし直線と急なカントが特徴です。
特に、海風の影響を受けやすく、これがレース展開に大きな影響を与えます。
この記事では、名古屋競輪場での予想方法を徹底解説し、どのようにして的中率を高めるかを紹介します。

名古屋競輪場の特徴|カントが急なスピードバンク

名古屋競輪場の外観
名古屋競輪場の外観

名古屋競輪場は、愛知県名古屋市に位置する歴史ある競輪場です。
全国に最も多い周長400mのバンクですが、いくつかの独特な特徴を持っています。

バンクデータ|特徴を数値で確認

名古屋競輪場のバンクデータは以下のようになっています。

  • 周長:400m
  • みなし直線距離:58.8m
  • センター部路面傾斜:34°1′47″
  • 直線部分路面傾斜:2°51′45″
  • ホーム幅員:10.3m
  • バック幅員:9.3m
  • センター幅員:7.3m
  • 最高上がりタイム:10.4秒
  • 最高上がりタイム記録選手:パーキンス

これらの数値から、名古屋競輪場は一般的な400mバンクでありながら、いくつか特徴があることが分かります。

まず、みなし直線距離が58.8mと、全国平均(56.6m)よりやや長めです。
これにより、最後の直線で後方にいる選手が加速しやすく、追い込み型の選手にとって有利に働きやすい傾向があります。

直線が長いと、後ろの選手にもチャンスがあるんだね!

次に、センター部のカントが34°1′47″と、全国平均に比べてかなり急になっています。
この急なカントを利用することで、選手はコーナーでスピードを出しやすくなります。

これが、名古屋競輪場が「スピードバンク」と呼ばれる大きな理由の一つです。

全体として、これらのバンク特徴はありますが、クセが少なく「日本一走りやすいバンク」と評判されることもあり、選手の本来の実力が出やすい競輪場とも言われています。

カントがきついのに、走りやすいバンクとも言われるのか。面白いバンクじゃのう。

気候|海風の影響に注意

予想する際に、特に注意したいのが風の影響です。

名古屋競輪場は伊勢湾に近く、2005年に第2コーナー付近の建物が取り壊されたことで、海風がバンクに吹き込むようになりました。
この海風は、バック側から吹き込むことが多いとされています。

建物がなくなって風が入るようになったんだ!

風の強さや向きは日によって変化するため、レース当日の風の状況を把握することが予想において非常に重要になります。

例えば、バック側からの向かい風が強い場合は、先行する選手が風の抵抗を受けて不利になり、追い込み選手に有利になる傾向があります。

逆にバック側からの追い風の場合は、逃げ選手が有利になることも考えられます。

風向きで有利不利が変わるというのは、奥が深いのお。

  • カントは急だが走りやすいバンク
  • 名古屋競輪場は海風の影響を受けやすい
  • バック側からの風が多く、風向きで有利不利が変わる

決まり手データ|クラスや車立てで傾向が異なる

名古屋競輪場のバンク
名古屋競輪場のバンク

まず、名古屋競輪場の1着および2着の決まり手比率を、データで見てみましょう。

決まり手1着2着
逃げ24.7%20.5%
捲り32.1%13.5%
差し43.0%22.7%
マーク-42.8%

データによると、1着の決まり手は「差し」が43.0%と最も多く、「捲り」が32.1%。

カントがきつく直線距離が長い特徴から、番手選手が有利な傾向があり、伊勢湾からの海風の影響で外側からの「捲り」は不利になる可能性があります。

先述した通り、伊勢湾からの海風が吹くことで捲り選手の体力が削れ、「逃げ」も有利になるため、当日の風向きに注意が必要ですね!

差しは全国平均よりも少し高いって感じだね!

風向きにもこだわることでより勝率を上げられるぞい!

  • 1着は差しと捲りが中心
  • 風の状態によっては逃げが有利に働くことも

予想を当てる方法|バンク特性と気候、展開を読み解く

名古屋競輪場で予想を当てるには?
名古屋競輪場で予想を当てるには?

名古屋競輪場でのレース予想を的中させるには、バンクの特性・気候・選手の脚質といった複数の要素を組み合わせて分析することが欠かせません。

ここでは、名古屋競輪場における勝率アップを目指すための具体的な予想方法を紹介します。

差し・捲り・「両」の脚質に注目

名古屋競輪場は周長400mの標準的なバンクですが、みなし直線距離が58.8mとやや長めで、カントは34°1′47″と急な設計です。

この構造により、後方からの加速が決まりやすく、コーナーでスピードを落とさずに走れるため、差しや捲りを得意とする追い込み型の選手が活躍しやすい傾向にあります。

やっぱりバンクの特徴が選手の走りに影響するんだね!

うむ。特に名古屋はカントがきついから、コーナーでスピードを上げての捲りが決まりやすいんじゃよ。

また、脚質との相性もポイント。
名古屋では「追い込み」に加え、逃げも追い込みもできる「両」脚質の選手が特に相性が良いとされています。

中でも、捲りや差しの頻度が高い「両」脚質選手は、バンクの特性をうまく活かしやすいでしょう。

当日の風向きと天候を確認

名古屋競輪場は伊勢湾に近いため、海風の影響を強く受けやすい特徴があります。
2005年に第2コーナー付近の建物が取り壊されたことで、バンク内に風が吹き込みやすくなりました。

建物がないとそんなに風が変わるんだ!

そうじゃ。風向き次第で、選手の有利不利が大きく変わるからのう。

一般に、バック側からの向かい風が強い日は、風を受ける先行選手が不利になり、後方からの追い込みが決まりやすくなります。

逆に追い風が吹けば、逃げが有利になる場合も。
また、ホーム側の向かい風は番手選手に不利となるケースも見られます。

そのため、風速が3.0m/sを超える日は、風の影響を特に重視して予想を組み立てるべきです。

ラインの構成と実力を見極める

名古屋競輪場では、2着の決まり手でマーク(番手選手)の割合が高い傾向があります。
これは、前を走る選手に付いていく番手選手が、そのまま連対するケースが多いという意味です。

一方で、「見なし直線が長く、カントが急であるためラインが千切れやすい」という意見もあり、スジ通りの決着が少ないというデータもあります。

え、スジ通りに決まりやすいのに、スジ違いも多いの?どっちなんだろう?

難しいところじゃのう。バンクの特性でラインが乱れやすい面と、番手選手が有利な面があるということじゃ。

複数のラインが並ぶ場合や力関係が拮抗しているときは、ライン単位で予想するのではなく、選手個人の能力や近走調子を重視するのが得策です。

また、名古屋では1番車の勝率がもっとも高いというデータがあり、内枠に配置された選手が好成績を収めやすい傾向にあります。

予想の精度を高めるには、ラインの構成だけでなく、選手個人の特性や環境要因も加味することがポイントです。

  • 差し・捲りや追い込み・両脚質の選手に注目
  • 当日の風向きや雨天の影響を必ず確認
  • ラインの力と選手個人の実力、車番も考慮して予想

名古屋競輪場の注目選手をチェック!

ここでは、名古屋競輪場で注目すべき選手を3名に絞ってご紹介します。予想の参考に、ぜひチェックしてみてください!

【近藤龍徳】地元の強豪・追い込みのスペシャリスト

近藤龍徳選手
近藤龍徳選手

近藤龍徳選手は、名古屋競輪場をホームとするS級1班のベテラン選手です。
豊富なキャリアに裏打ちされた安定感があり、地元バンクを知り尽くした存在でもあります。

脚質は「追い込み」で、なかでも「差し」や「マーク」が得意。
近藤選手のスタイルは名古屋競輪場に非常にマッチしており、バンクとの相性は抜群。

近年はG2戦線でも活躍しており、名古屋でのレースでは車券の軸として信頼度が高い選手のひとりです。

近藤選手はまさに名古屋バンクを知り尽くしておるのう。

得意な脚質もバンクにぴったりなんだね!

【寺崎浩平】名古屋バンクで輝く捲りの名手

寺崎浩平選手
寺崎浩平選手

寺崎浩平選手は福井がホームバンクですが、名古屋競輪場でも多くの実績を残しているS級1班の実力者です。

脚質は「逃げ」ながらも、最も得意とするのは「捲り」。
加えて「差し」も決められる器用さを持ちます。

名古屋競輪場は寺崎選手の特長と非常に相性がよく、過去には名古屋での完全優勝をきっかけに特別昇班も果たしています。

寺崎選手のような捲りを得意とする選手は、名古屋バンクでは力を発揮しやすいんじゃ。

地元じゃなくても活躍できるんだ!

【石田拓真】将来が楽しみな名古屋のホープ

石田拓真選手
石田拓真選手

石田拓真選手は、名古屋競輪場をホームバンクとするA級2班の若手ルーキーです。
2024年6月にデビューし、わずか3ヶ月で初優勝を達成。新人離れした走りで、すでに注目を集めています。

脚質は「逃げ」ですが、スピードが問われる名古屋バンクでの経験を積めば、さらなる飛躍が期待できる選手です。

実力が未知数な若手はオッズ的にも人気を集めにくく、勝利すれば高配当の立役者となる可能性も秘めています。

若い石田選手も、このバンクで経験を積んでいくんじゃろうな。

新人さんでも高配当を狙えるのは魅力的だね!

  • 【近藤龍徳】地元S級1班で差しやマークが得意なベテラン選手
  • 【寺崎浩平】捲りが得意な実力者で名古屋で特別昇班も達成
  • 【石田拓真】3ヶ月で初優勝を決めた将来が期待される新人

まとめ|名古屋競輪場の特徴と予想の総まとめ

名古屋競輪場は400mバンクで、「日本一走りやすいバンク」と称されるほどクセが少なく、選手の実力や調子が結果に反映されやすいのが特徴です。

みなし直線がやや長く、カント(傾斜)がきついため、捲りや差しが決まりやすい展開となりやすいです。特に「追い込み型」や「両脚質」の選手が好成績を収める傾向にあります。

また、第2コーナーから吹く風がレースに影響することがあるため、風向きのチェックも忘れずに行いましょう。

  • 名古屋は捲り・差しが決まりやすいスピードバンク
  • 風の影響を考慮した予想が重要
  • 実力や脚質を重視し、内枠や注目選手を押さえる

この記事の内容をしっかり頭に入れておけば、予想の精度も上がるはずじゃ!

これで名古屋競輪場はバッチリだね!

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