【高松競輪場の徹底攻略ガイド】バンク特徴から予想のコツまで解説!急なカントの攻略がカギ!
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香川県高松市にある高松競輪場は、全国的にも標準的な周長400mバンクを持つ競輪場です。
ただし、かつて333mバンクだった名残でコーナーのカント(傾斜)が非常にきついのが大きな特徴です。
また、四方をスタンドなどに囲まれているため、風の影響を受けにくい点も注目です。
この特徴から、レースでは捲りや差しが決まりやすい傾向があります。
この記事では高松競輪場のバンク特性や過去データ、車券予想に役立つ攻略法をわかりやすく解説します。
高松競輪場の特徴|カントがきつく風の影響を受けにくいバンク

香川県高松市にある高松競輪場は、全国の競輪場の中でも非常に特徴的なバンクとして知られています。
早速その詳細を見ていきましょう!
バンクデータ|カントのキツさが最大の特徴

高松競輪場のバンクは周長400mで、全国43カ所中35カ所が採用する一般的な長さです。
多くの選手にとって走り慣れたタイプですが、ここで注目すべきはカントの角度が非常にきついことです。
センター部の路面傾斜は33°15′50″で、全国平均の約31°を大きく上回っています。
この角度は、かつての333mバンクを改修した名残から生まれた特徴で、選手がスピードを出しやすくなる効果があります。
そのため、捲りを得意とする選手には特に有利に働くバンクと言えるでしょう。
高松競輪場のバンクデータは以下の通りです。
- 周長: 400m
- みなし直線距離: 54.8m
- センター部路面傾斜: 33°15′50″
- 直線部分路面傾斜: 2°51′45″
- ホーム幅員: 11.0m
- バック幅員: 9.0m
- センター幅員: 8.0m
- 最高上がりタイム: 10.6秒
- 最高上がりタイム記録選手: 高城 信雄
みなし直線距離は54.8mと全国平均とほぼ同等です。
極端に長くはありませんが、カントのきつさや風の影響が少ないことが複合的に作用し、予想に影響を及ぼします。
最高上がりタイムは10.6秒で、高城信雄選手によって記録されました。
気候|風の影響を受けにくい穏やかな環境
高松競輪場がある香川県高松市は、比較的穏やかな気候に恵まれています。
夏は短く蒸し暑く湿度が高いものの、冬は風が強く寒さが厳しくなる一方、晴れの日が多いという特徴です。
年間降水量は全国平均と比べて少なく、雨による影響もそれほど大きくありません。
そして最大の特徴は、バンクが周囲の建物に囲まれているため、風の影響をほとんど受けないことです。
強風が吹かない限り風向きや強さを気にせず走ることができ、選手が安定した走りを実現しやすい環境となっています。
初心者にも予想しやすいバンクといえるでしょう。
- 高松競輪場はカントが非常にきつい400mバンク
- バンクは四方を建物に囲まれ、風の影響を受けにくい
- カントのきつさと風の穏やかさが予想に影響を与える
決まり手データ|差しが最も多く捲りも多い

競輪で車券を当てるには、その競輪場のバンク特徴だけでなく、過去のレースにおける「決まり手」の傾向を知ることが非常に重要です。
決まり手とは、1着や2着になった選手がレースの最終局面でどのような戦法を使ったかを示すものです。
高松競輪場はカントがきついという特徴がありますが、これが決まり手にどのような影響を与えているのか。
ここでは、高松競輪場の決まり手データを見ながら、傾向をわかりやすく解説します!
決まり手って、レースの最後どうやって勝ったか、ってことだよね!高松競輪場はどんな傾向なのかな?
うむ、データを見ると面白い傾向が見えるぞ。バンクの特徴とも関係があるからのう。
決まり手 | 1着 | 2着 |
---|---|---|
逃げ | 22.8% | 19.5% |
捲り | 31.8% | 13.5% |
差し | 45.2% | 25.8% |
マーク | - | 41.0% |
データを見ると、高松競輪場では1着の決まり手で最も多いのは「差し」で45.2%を占めています。
全国平均と比べても、差しの割合は高めです。
また、「捲り」も31.8%と高い割合を示しており、全国平均の26.2%を上回っています。
これはカントがきついバンクの特性から、選手がその傾斜を利用してスピードに乗った捲りを仕掛けやすいことが影響していると考えられます。
さらに、高松競輪場は「スジ違い」の決着も多い傾向があり、ライン決着だけに頼らず選手個々の能力や調子を見極めることが重要です。
当日の選手のコンディションやレース展開をよく予測し、最適な買い目を組み立てましょう。
なるほど!カントがきついから捲りが決まりやすいんだね!差しも多いってことは、番手の選手が有利なのかな?
うむ、その通りじゃ。特に力のある追い込み選手は狙い目と言えるじゃろう。
- 高松競輪場の1着決まり手は差しが最も多い
- カントの影響で捲りの割合も全国平均より高い
- 2着はマークが最も多く、差しも比較的多い
予想を当てる方法|きついカントを活かせる選手に注目!

高松競輪場は、全国的にも珍しいきついカントが特徴の400mバンクです。
このバンク特性をしっかり理解することが、高松競輪場で予想を的中させるための最大のポイントとなります。
ここでは、過去データやバンクの特性をもとに、高松競輪場ならではの予想のコツを詳しく解説していきます!
1着は「差し」や「捲り」が得意な選手を重視!

高松競輪場のレースで最も注目すべきは1着の決まり手の傾向です。
過去のデータによると、1着は「差し」が最も多く、特にS級戦でその傾向が強く表れています。
次に多いのが「捲り」で、全国平均と比べても高い割合となっているのが特徴です。
したがって、「差し」や「捲り」を得意とする選手の活躍が特に期待できるバンクなのです!
予想の軸を決める際は、追い込み型や捲り型の選手の最近の調子やバンク適性を重点的にチェックしましょう。
ただし、逃げも一定の割合で決まっているため、強力な先行選手には注意が必要です。
特に逃げラインの番手にいる追込み選手は、1着をとりやすい傾向があるので覚えておきましょう。
2着は選手の実力や展開を考慮して判断!

2着の決まり手は1着ほど偏りがなく、「差し」が多いものの「マーク」も同じくらい出現し、「逃げ」や「捲り」もバランス良く見られます。
つまり、2着は特定の決まり手にこだわらず、選手の総合的な実力やレース展開を重視することが重要です。
具体的には、競走得点や2着率が高い選手を優先して検討しましょう。
出走表にある2連対率と勝率の差から、2着率を簡易的に計算できます。
さらに、高松競輪場はスジ違いの決着が起こりやすい特徴があります。
そのため、ライン通り(スジ決着)だけでなく、スジ違いの決着も視野に入れて買い目を考えることがポイントです。
オッズを確認しながら、最適な買い目を組み立ててみてくださいね。
2着はどの選手が来てもおかしくない感じなんだね!
うむ。選手の実力や展開を読む力が試されるぞい。
8番車は割引が必要!天候の影響は少ないバンク!

データ上、8番車の成績が全車番中で最も低いのが高松競輪場の特徴です。
勝率、連対率、3連対率すべてにおいて低く、勝率は1%を下回ることもあります。
そのため、8番車が1着になる可能性は非常に低いでしょう。
買い目を絞りたい場合や迷った時は、積極的に8番車を買い目から外す戦略がおすすめです。
6番車も同様に勝率・連対率が低い傾向があります。
8番車は当たりにくいんだ!覚えておこっと!
風の影響も少ないから、安心して予想できるバンクと言えるじゃろうな。
- 1着は「差し」や「捲り」が決まりやすい傾向がある
- 2着は選手の実力や展開に応じて幅広い決まり手が出やすい
- 8番車は成績が低いため買い目から外すのが効果的
高松競輪場の有名選手や強い選手を紹介

高松競輪場は、多くの実力派選手が所属する地元の強豪バンクです。特に地元選手たちは日々走り慣れているため、バンクの特性を熟知し、レース展開を有利に進めることができます。今回は、そんな高松競輪場を代表する注目選手や将来を嘱望される若手をご紹介します。
高松競輪場にも強い選手がいるんだね!早く知りたいな!
うむ、地元選手の走りには注目する価値があるぞ。
【石原颯】強気の逃げでS級へ駆け上がった若手エース候補

高松競輪場の若手エース候補、石原颯選手は1999年生まれの117期生で、将来が非常に期待されている選手です。若くしてS級1班に昇班し、強気の逃げを武器に戦っています。
特別競輪での勝利経験もあり、記念レースで上位に食い込むなど、トップ選手たちと互角以上の勝負を繰り広げています。
競走得点も順調に伸びており、まさに高松競輪の稼ぎ頭と言える存在です。
そのパワフルな逃げ切りや厳しい展開でも粘り強く走る姿勢は、多くのファンを魅了しています。
わあ、若いのにもうS級1班なんだ!すごいね!
うむ、その強気の走りが持ち味じゃ。今後の活躍にも期待できるぞ。
【上野雅彦】18連勝の記録を持つ次世代のホープ

上野雅彦選手は高松競輪場出身の119期生で、2021年にS級2班に特昇しましたが、近い将来必ずS級1班に昇格すると期待される若手のホープです。
デビュー後には18連勝という驚異的な記録を打ち立て、競輪ファンの間で大きな話題となりました。S級戦での優勝経験もあり、記念レースの予選突破も果たすなど、実力は申し分ありません。
師匠である福島武士選手(96期・S級1班)の指導のもと、日々進化を続けている自力型の選手です。
18連勝ってすごい記録だね!見てみたいなあ!
うむ、豪快な仕掛けは見ごたえがあるぞ。
【香川雄介】30年以上のキャリアを誇るベテラン追込選手

地元香川県出身の香川雄介選手は76期生で、30年以上の長いキャリアを誇るベテランレーサーです。
現在もS級1班として活躍し続けているのは驚異的で、1999年からトップクラスの地位を維持し続けています。
脚質は追い込みで、長年培った経験を活かした巧みな位置取りやゴール前の鋭い追い込みが持ち味です。若手の積極的な仕掛けをうまく利用し、自分のタイミングでコースを確保する走りは、まさに「いぶし銀。
その姿勢は多くの後輩選手たちの模範となっています。
わあ、ベテランなのにずっと強いんだね!かっこいいな!
うむ、長く活躍できるのは実力と努力の証じゃな。
- 【石原颯】若手エース候補。強気な逃げでS級1班に昇班済み
- 【上野雅彦】18連勝の記録を持血、将来が期待される若手自力型
- 【香川雄介】30年以上のキャリアで巧みな追い込みが魅力
まとめ|カントがキツく差し・捲りが決まりやすい高松競輪場

高松競輪場は、全国的に標準とされる400mバンクながら、かつての333mバンクを改修したため、カント(傾斜)が非常にキツいという特徴があります。
さらに、バンクの周囲はスタンドなどに囲まれており、風の影響を受けにくい構造になっています。この2点が、高松競輪場の予想に大きく関わるポイントです。
実際に、レースでは差しや捲りが決まりやすい傾向があり、とくにS級戦では「差し」での1着が過半数を占めます。捲りの発生率も全国平均を上回っており、逃げの決まり手は比較的少なめです。
このため予想を組み立てる際は、差しや捲りが得意な番手選手を重視するのが有効です。また、風の影響が少なく走行環境が安定しているため、選手の地力が反映されやすく、スジ違いの決着も珍しくありません。
ラインの構成だけでなく、選手ごとの実力や脚質も見極めて予想を立てましょう。
- 傾斜が強く風の影響が少ないのが高松バンクの特徴
- 差しや捲りが決まりやすく、逃げは不利な傾向
- 番手選手の実力を重視した予想が有効