玉野競輪場の徹底攻略ガイド!バンク特徴から予想のコツまで解説!風の影響を強く受けやすい
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岡山県玉野市にある玉野競輪場は、全国で一般的な400mバンクです。
しかし、瀬戸内海に面しているため、風の影響を強く受けやすいのが大きな特徴です。
特に冬場はバックストレッチ側からの強風が先行選手に不利に働きます。
「差し」が決まりやすい傾向がありますが、風の状況やレース時間帯によって有利な脚質が変化します。
この特徴を理解することが勝利の鍵です。
玉野競輪場の特徴|海風がレース展開を左右するシーサイドバンク

岡山県玉野市にある玉野競輪場は、1950年に開設された歴史ある競輪場です。
瀬戸内海に面しているため、「シーサイドバンク」として親しまれています。
全国で一般的な周長400mのバンクですが、海に近い立地から風の影響を強く受けやすいことが大きな特徴です。
2022年3月には業界初のホテル併設型競輪場としてリニューアルオープンし、施設も大きく刷新されました。
ここでは玉野競輪場のバンクデータや気候の特徴を詳しく解説します。
バンクデータ|クセが少なく走りやすい400mバンク

玉野競輪場は選手にとって比較的走りやすいバンクと言われています。
その特徴を具体的なデータから見てみましょう。
- 周長: 400m
- 見なし直線距離: 47.9m
- センター部路面傾斜: 30°37′33″
- 直線部路面傾斜: 3°26′1″
- ホーム幅員: 10.3m
- バック幅員: 9.3m
- センター幅員: 7.5m
- 最高上がりタイム: 10.5秒
- 最高上がりタイム記録選手: 太田竜馬 (2016年8月14日記録)
周長は標準的な400mで円に近い形状。
クセが少なく走りやすいバンクと評価されています。
見なし直線距離は47.9mで全国平均の54.3mより短く、全国43競輪場の中で11番目に短い数値です。
センター部路面傾斜(カント)は30°37′33″で、全国平均の31°48′0″より少しゆるく、全国で10番目に緩やかなカントです。
カントがゆるいと選手はスピード維持が難しく、レース序盤から中盤にかけてライン同士の駆け引きが重要になることがあります。
バンクデータって競輪場によって全然違うんだね! 見なし直線が短いと逃げが有利かと思ったら、そうでもないんだ〜。
うむ、そうじゃな。データだけでは見えぬ要素が、レースに大きく関わるのが競輪の面白いところじゃ。
気候|海風がレース展開を大きく左右する
玉野競輪場は瀬戸内海に面しており、この立地がバンクコンディションに大きな影響を与えます。
特に風の影響は予想を立てるうえで非常に重要なポイントです。
やっぱり海風が強いの?
その通りじゃ。 特に冬場はバックストレッチ側から強い風が吹く傾向があるぞい。
バックストレッチ側の向かい風は、長距離を全力で踏み続ける「逃げ」の選手には非常に不利に働きます。
一方で、後方から追い上げる「捲り」の選手には風に乗れるため有利になる場合も。
2022年リニューアル後はホームスタンドとホテルの間から風が吹き込むこともあり、ホームから1コーナーにかけても風の影響が出ることもあります。
ただし、風のない日やレベルが低めのレースでは見なし直線の短さを活かし、「逃げ」が決まることもあるので注意が必要でしょう!
- 玉野競輪場は風の影響が強く、特に冬場のバックストレッチ側の向かい風がポイント
- 見なし直線の短さだけでは逃げ有利とは限らず、風の状況で戦略が変わる
- ミッドナイト競輪では風が弱まり先行有利となる傾向がある
玉野競輪場の決まり手データ|風の影響で差しが強い!

玉野競輪場で車券を予想する際に必ず押さえておきたいのが「決まり手」のデータです。
ここでは、玉野競輪場の過去データを基に、どの決まり手が出やすいかを詳しく解説します。
この情報を活用すれば、選手の脚質やレース展開を予測する大きなヒントになりますよ!
玉野競輪場の決まり手データを見てみよう!
決まり手って選手の戦法のことだよね? 玉野競輪場ではどんな戦法が決まりやすいのかなー?
そうじゃ! 競輪には逃げ、捲り、差し、マークといった決まり手があるんじゃ。 玉野競輪場のデータには、ある特徴が見られるんじゃよ。
決まり手 | 1着 | 2着 |
---|---|---|
逃げ | 20.2% | 17.4% |
捲り | 30.7% | 16.4% |
差し | 48.5% | 26.9% |
マーク | - | 38.8% |
このデータから、玉野競輪場の1着は全体で「差し」が最も多いことが分かります。
一般的には、見なし直線距離が47.9mと短いため逃げ選手が有利に見えますが、実際は「逃げ」の割合が非常に低いです。
つまり、玉野競輪場は逃げが必ずしも有利とは言えないバンクだと言えます。
えー! 直線が短いのに逃げが決まりにくいんだねー
良いところに気がついたのう!それには「風」の影響が大きく関係しているんじゃよ。詳しくは次の章で解説するぞい!
- 玉野競輪場は「差し」での1着が多い傾向
- 風の影響で先行選手には不利になりやすい
玉野競輪場で予想を当てる方法|風とデータを読み解く攻略法

玉野競輪場で車券の的中率を高めるには、競輪場独自のバンク特性や気候条件をしっかり理解することが不可欠です。
特に瀬戸内海に面した立地のため、風の影響が予想結果に大きく関わってきます。
ここでは、玉野競輪場で勝利を掴むための具体的な予想のポイントを詳しく解説していきます!
風向きと時間帯で狙いを変えよう!

玉野競輪場は瀬戸内海に近いことから、海風の影響を強く受けやすいのが大きな特徴です。
この風はレース展開に直接影響を与えるため、風向きと風速を事前に把握することが重要です。
バックストレッチは選手がスピードに乗りやすい区間なので、向かい風になると逃げ選手にとって非常に不利に働きます。
一方で、後方から仕掛ける捲り選手は風の影響を受ける先行選手を横目に有利に動ける場合があるのです!
また、2022年3月のリニューアル以降は、ホーム側の新スタンドと1コーナー付近に建設されたホテルの間からも風が吹き込むことがあり、風の影響がさらに大きくなっています。
えー!風ってそんなに影響するんだね!特に冬は注意が必要なんだ!
そうじゃ。玉野のシーサイドバンク特有の現象じゃ。風向きと強さ次第で有利不利が大きく変わるんじゃよ。
風向きや強さは、公式サイトや「tenki.jp」などの天気予報サイト、ライブ中継で確認可能です。
予想時には必ず最新の風情報を確認しましょう。
選手とラインの実力を見極めるのが鍵!

玉野競輪場は400mの円形に近いバンクで、クセが少なく走りやすいのが特徴です。
そのため、バンクの特徴以上に選手の実力やラインの連携が勝敗の決め手になることが多いと言えます。
なるほど、選手の強さが重要なんだね!
選手の調子や実力を見極めるには、競走得点、勝率、直近成績が参考になります。
また競輪はラインを組んで戦うため、ライン全体の連携力も重要です。
特に先頭の自力選手(逃げや捲り)と、それを支える番手選手(差しやマーク)のバランスが勝敗を左右します。
同地区の選手同士のラインは連携が取りやすく有利です。
風や展開の影響はあるが、基本は実力が結果に反映されやすいバンクじゃ。選手の情報は必ず確認じゃな。
高配当を狙うなら、「差しー差し」の組み合わせや、人気薄でも同一ラインの差せる選手を狙う戦略も面白いでしょう。
堅実派は「差しー逃げ」などの組み合わせもデータ上は多く出ています。
これらに加え、レース当日の選手コンディションや直前情報も含めて総合判断することが、玉野競輪場での車券予想成功の秘訣です。
- 玉野競輪場は風向きや時間帯で狙いを変える
- 選手とラインの実力を最優先して予想を組み立てる
玉野競輪場の有名選手や強い選手を紹介

玉野競輪場をホームバンクとする選手の中でも、特に注目したい実力派選手をご紹介します。
地元の選手たちは、バンクの特徴を熟知しており、レース観戦の楽しみが一層深まります!
地元選手って、やっぱりバンクの特徴を知り尽くしてるのかな?
うむ、もちろん他の競輪場でも走るが、やはり普段練習しておるバンクじゃからな。有利になることも多いじゃろう。
【岩津裕介】オールスター優勝の実力者

岩津裕介選手は岡山県出身のベテラン選手で、87期生としてデビューし長年にわたりS級1班で活躍しています。玉野競輪場をホームバンクとし、地元戦では特に多くの応援を集めています。
2016年には競輪界最高峰のオールスター競輪で優勝という輝かしい実績もあり、その経験と勝負強さは折り紙付きです。
玉野バンクでの上位争いは常に見逃せません!
オールスターで優勝なんて、すごい実力なんだね!
そうじゃ!トップクラスの選手じゃからのう。ベテランならではの、ここぞという時の判断力が光るんじゃ。
【取鳥雄吾】地元玉野S級1班の先行選手

取鳥雄吾選手も玉野競輪場をホームとする岡山所属の選手で、107期生としてデビューし現在S級1班で活躍中です。
彼の最大の特徴は、なんといっても積極的な先行スタイル。
力強い踏み出しからの逃げは非常に迫力があります。
玉野競輪場は風の影響を受けやすいバンクですが、その中でも風を攻略する取鳥選手の走りは必見です。
リニューアル後のバンク模擬レースにも参加し、バンクの感触についてコメントしています。
先行する選手なんだ!風が強いと大変そうだね!
その通りじゃ。じゃが、強い先行選手は風の中でも力を出し切る工夫をしておるんじゃ。取鳥選手の走りには注目じゃぞ!
【太田海也】今後の活躍が期待される若手選手

太田海也選手は岡山121期生の若手選手で、玉野競輪場をホームバンクとしています。
デビューしてまだ日は浅いですが、将来を期待される有望株の一人です。
実際、2025年は飛躍の年となり、G1などのグレードレースで大きな活躍を見ています。
地元の玉野競輪場でのレース経験を積み、ベテラン選手と共に練習を重ねることでさらなる成長が期待されます。
若さ溢れる積極的な走りで、玉野バンクを盛り上げてくれることでしょう。
若手の太田選手、どんな走りをするのかな?楽しみだね!
うむ。ベテランと若手が競い合うことで、玉野競輪場のレースはますます面白くなるじゃろうな!
- 玉野競輪場にはS級1班の地元有力選手が複数いる
- オールスター優勝経験のある岩津裕介選手がホームバンク
- 先行を得意とする取鳥雄吾選手も地元選手
まとめ|玉野競輪場の特徴と攻略ポイント

岡山県玉野市にある玉野競輪場は、1950年開設の歴史ある競輪場です。周長400mのバンクは比較的走りやすい円形で、多くの選手に親しまれています。
しかし、瀬戸内海に面しているため風の影響を強く受けやすいのが大きな特徴です。特に冬場はバックストレッチ側からの強風が吹き、先行選手には不利に働くことが多いです。
データでは1着の決まり手に「差し」が多く、S級戦ではその傾向が顕著ですが、「捲り」も全国平均と同程度あります。風の強さや開催時間(日中・ミッドナイト)によって有利な脚質が変わるため、風向きのチェックが攻略のカギです。
また、2022年のリニューアルでホテル併設型となり、風の流れに変化が出ている可能性もあります。最新情報を踏まえた予想が重要です。
- 玉野競輪場は走りやすい400mの円形バンク
- 瀬戸内海の風の影響を強く受けやすい
- 風向きや時間帯で有利な脚質が変わる